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2021.07.15
パールファルコのジュエリー基礎講座~金とプラチナ~

パールファルコのジュエリー基礎講座~金とプラチナ~

パールファルコのジュエリー基礎講座
今回と次回で「金とプラチナ」についてお話しします。
今回は「金」の事をメインにお届けします。

金とプラチナの違い
金とプラチナの大きな違いの1つに、その埋蔵量と産出量があります。
もともと金やプラチナといった貴金属は地球上に存在する量が決まっており限度があります。
どちらも残り少ない限られた資源であり、
その中でもプラチナはゴールドのおよそ1/34の採掘量で特に希少性が高いと言えます。
また、その用途もやや異なります。
金の多くが宝飾品といった美しさを見つけ出す用途に利用される一方、プラチナは産業用に使われる割合が高くなっています。

それぞれの特徴について詳しく調べていきたいと思います。

 

金の特徴
金はそもそも柔らかく「展延性(てんえんせい)」という延ばすことのできる性質があります。
1gの金を3000メートルまで伸ばせるほどで、平面に延ばした金箔や糸状に延ばした金糸など
があります。展延性ゆえに純金のままではジュエリーとして適しません。
一般的に金に銀や銅を混ぜて合金にして加工します。

「K18」とは
日本で流通している金のアクセサリーには「K18」と記載があります。
Kは金の純度を示すKaratの略で、金は24分立で表されます。
つまりK24=純度100%となります。
K18は18/24で、75%金が使われているという意味になります。

24金=K24=純金
22金=K22=91.7%
20金=K20=83.3%
18金=K18=75%
14金=K14=58.5%
10金=K10=41.6%   
以上、ジュエリーをお選びなる際の参考にして下さい。

豆知識「K18 」と「18K」
よく見てみると「K18」と表記されているものと、「18K」と表記されているものがあるのにお気づきでしょうか?
その違いですが、Kが前にある印刻は日本国内で製造されたものが多く、
Kが後ろに付くものは日本以外のアジアで製造されたものが多いようです。
これらのKが後に付くものは、「あとK」と呼ばれ、残念ながら表記よりも金の含有量が低いケースがあるそうです。

カラーバリエーション
金は柔らかい素材であるため別の金属と合わせて合金にしてから加工するのが一般的です。
金は混ぜる金属の種類や配合率によって色が変化するため、
イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールド、グリーンゴールドなどの
カラーバリエーションがあります。

お手入れ
K18ジュエリーは経年変化の出にくい素材とされており、時間と共についた傷跡や汚れも味わいとなり、ヴィンテージジュエリーとして特別なお品物になりますが、全く変色しない訳ではありません。
日々のお手入れとして柔らかい布で拭くなど、こまめなお手入れをお勧めします。


世界的に金の産出量は減っており、価格も高騰している影響で、
近頃では14金、10金を使ったアクセサリーを見かける事が多くなりました。
その様な状況でも、当店には18金を使ったお品が豊富なデザインで揃っております。
しかも、昨今の金価格高騰前に仕入れたものはお値段据え置きです。
是非、実店舗またはオンラインショップをご覧ください。

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