真珠についてのアレコレ。ちょっと深掘りしてみます☆ ～バロック真珠について～

何年もの月日を重ね、丹精込めて育てられた海の宝石「真珠」

真珠はほかの宝石とは異なり、カットされたり磨かれたりすることにない、海と貝、そして人の手の共同作業によってのみ作られる自然の宝石です。

そのため、中には形がいびつになってしまったものなどもあります。

このように歪んでしまった真珠の事を「バロック真珠」と呼びます。

バロックとはポルトガル語で「歪んだ」を意味する言葉であり、バロック真珠は真珠が形成される初期段階で挿入された「核」の周りに外套膜他の異物が付きその状態のまま真珠層が形成され形の歪んだ真珠になったものだと言われています。

近年ではその養殖技術で真円に近い真珠を生み出すことが可能になりましたのでバロック真珠自体見る機会は少なくなってしました。

しかし、現在のような真円の真珠が一般的になったのは養殖真珠が普及してからのこと。

それまでは真円の真珠はほぼなく、そのほとんどがバロック真珠でした。

バロックとは自然にできた歪み。自然が生み出した唯一無二の歪みなのです。

世界に二つとして同じ形は存在しません。

近年では、その唯一無二のいびつさがとても個性的であると人気です。

真円真珠よりのカジュアルのお使いいただける「バロック真珠」

一つ一つ違った個性を楽しんでみるのはいかがでしょうか？

ケシ真珠について～バロック真珠との違い～

バロック真珠に似たもので「ケシ真珠」と呼ばれるものがあります。

核の周りに異物がくっつくことでできるバロック真珠とは異なり、ケシ真珠は偶然混入した異物によって形成させる「無核真珠」になります。

核がないためそのほとんどが真珠層で成り立っています。

あこや貝から採れるケシ真珠はとても小さく、まるでケシの実のようでしたのでこの名前が付いたと言われています。

天然ケシ真珠は自然に出来上がった、偶然の産物であるため大変貴重であるといわれています。

ケシ真珠ピアス　　　　　　　　　　　　　　　　あこやケシ真珠ネックレス

パールファルコへお立寄りの際は是非バロック真珠とケシ真珠をご覧ください。